複数回に分けてお伝えした国税規則調和の内容についてですが、今回は最後に国税一般通則法(2007年KUP法)の変更点についてお伝えします。国税一般通則法は全部で11章から成る法律になります。所得税法、付加価値税法はそれぞれの税金についての規定なため分かりやすいですが、国税一般通則法は「何が規定されているのか良く分からない」と思われている方も多いのではないかと思います。何を規定しているかというと、第2章:納税者番号、納税事業者認証番号、納税申告書、納税方式、第3章:税金の確定、第4章:徴税、第5章:異議申し立て及び提訴、第6章:会計、検査、第8章:罰則、第9章:調査、と主に税の仕組みや異議申し立てなどの訴訟、税務調査や罰金について規定されている法律になります。
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